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先月(2008年3月)、一柳慧さんが芸術監督として率いていらっしゃるアンサンブル・オリジンのアメリカ・デビュー、ニューヨーク・カーネギーホール公演に参加させていただきました。
アンサンブル・オリジンは奈良正倉院の復元楽器、中国・アジアの古代楽器、ヴァイオリン、チェロ、フルートなどのヨーロッパの楽器、そして真如苑声明衆によるアンサンブルが、古代の響きを生かした新作を演奏してきたグループで、すでに日本各地やヨーロッパで公演を重ねてきています。
私はその活動を知ってはいましたが、実際に聴かせていただいたことはなく、今回の参加で初めて、他には無いその独特の素晴らしい音楽世界に触れることができました。
私自身はそのアンサンブルに実際に入ったのではなく、一柳さんのピアノ独奏曲「タイム・シークエンス」と「インター・コンツェルト」、そしてマリンバとピアノのための作品「パガニーニ・パーソナル」を弾かせていただきました。カーネギー・ザンケルホールの意向として、そのような現代作品が入ることが望まれたと伺っています。