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一柳慧のプロデュース公演「Ensemble Origin Japan」および「The Music ofToshi Ichiyanagi 」が3月14日15日の両日にわたってニューヨーク、カーネギーザンケルホールで開かれました。志村泉はタイム・シークエンス(1976)、パガニーニ・パーソナル(1982)、インターコンチェルト(1987)を演奏しました。公演はスタンディングオベーションで大成功だった模様です。

また、コンサートの模様はお伝えすることができると思いますが、管理人からは、ちょっとビッグな話題を一つ。

「Ensemble Origin Japan」初日の会場にオノ・ヨーコさんが家族やご友人とと 来られたそうです。もちろんジョン・レノンの息子さんも一緒に。そしてコンサートが終わったとき、オノ・ヨーコさんとそのグループが真っ先に立って拍手を送ってくれたとのこと。最後の曲は志村泉の演奏曲目ですから舞台から良く見えたのでしょう。

そして、その後のレセプション会場にて関係者の方から
「オノ・ヨーコさんが絶賛してるよ」
と耳打ちされた直後、ご本人が来られて、
「あんなに大勢で演奏する作品のあとに、一人で出てきて演奏するのはほんとうに緊張したでしょ。」「でもあの順番は正解です。私は同じプロデューサーとして、一柳さんのプロデュース力には、感服しました。久々に良いものを聴かせていただきました。」
とじきじきに感想を述べてくださったそうです。オノ・ヨーコさんの知的で清楚な美しさには、圧倒されたということでした。

と落ち着いて書いておりますが、あまりに遠方でコンサートに行けなくて残念だった管理人としては、この時点でその場に居合わせなかったのは一生の不覚!と後悔している次第です。
もちろん演奏を聴きたかったのが一番ですが。