2008/10/30 木曜日

公式サイト更新

投稿者 : 管理人

12月3日 高崎 おひさま飯塚保育園ホールでの「志村泉ピアノコンサート」をスケジュールに追加しました。

11月24日の 武蔵野シリーズ第4弾 「武蔵野の秋-林光の世界」のチケットは完売いたしました。

カテゴリー : 管理人からのお知らせ @ 0:07:30

2008/10/17 金曜日

公式サイト更新

投稿者 : 管理人

公式サイトのトップページの画像を更新しました。
今年の3月、一柳慧氏の公演(ニューヨーク、カーネギーザンケルホール)での演奏写真です。

2009年1月22日「竹田恵子リサイタル」の詳細を追加しました。

カテゴリー : 管理人からのお知らせ @ 23:55:40

2008/9/24 水曜日

公式サイト更新

投稿者 : 管理人

11月24日の「林光の世界:武蔵野の秋」コンサートの詳細をScheduleに追加しました。

カテゴリー : 管理人からのお知らせ @ 22:57:50

2008/8/11 月曜日

公式サイト更新

投稿者 : 管理人

公式サイトのScheduleに 8月23日:「大阪音楽教育の会 志村泉さん たそがれコンサート」11月16日: 「悪魔の飽食」第19回全国縦断コンサート・福島公演の予定を追加しました。

カテゴリー : 管理人からのお知らせ @ 17:03:23

2008/7/31 木曜日

スカパー!で志村泉の番組を放映

投稿者 : 管理人

Sky PerfecTV! [スカパー!] Ch.216 ベターライフチャンネル で志村泉の番組が放映されます。
どうぞお楽しみに!

8月30日(土) 9:00~9:30  22:30~23:00(再)
特別番組 「志村泉さんの世界―クラシック音楽で歴史を伝える」(30分)

カテゴリー : 管理人からのお知らせ @ 1:01:38

2008/7/15 火曜日

公式サイト更新

投稿者 : 管理人

7/26 「音楽教育の会・群馬大会コンサート」の演奏予定曲目を更新しました。

公式サイトスケジュールページ

カテゴリー : 管理人からのお知らせ @ 2:00:39

2008/6/18 水曜日

公式サイト更新

投稿者 : 管理人

2008年後半~2009年にかけてのスケジュールを更新しました。

カテゴリー : 管理人からのお知らせ @ 22:08:03

2008/5/27 火曜日

ニューヨーク公演余話 その3

投稿者 : 志村泉

 6泊したホテルは「ル・パーカーメルディアン」。カーネギー・ホールに最も近いホテルとして有名だとか。確かにホテルを出て1分で楽屋口に着くので、それはほんとうにありがたかった。
そのホテルの朝食が、忘れられない。今までどこへ行っても朝食はバイキング形式だったので、当然そう思っていたらまったく違った。
まず旅行会社のスタッフの方が、メニューの内容を全部書いたものをくださった。最初の朝、部屋を出る前それに目を通したとき、2枚あるのを勘違いして1枚目しか見なかった。「なるほど、朝から甘いものを食べるのか。」と感心(?)しながら一つ一つ見ていくと、<バナナとマカデミアナッツののったパンケーキ><温かい栗のパンケーキ><フレンチトースト、オレンジ風味のハニーシロップ添え><トルティーヤ・チップスの上にパイナップル、バナナ、苺、さらにチョコレートソース><チョコレートワッフルの中にピーナッツバターと砕いたキャンディ><フワフワのブリオッシュをくり抜いて、中にも外にもベリーたっぷりのソース><チョコレート味のパンの間に苺を挟み、チョコレートソースをかけたもの><小麦粉でできた細長い揚げパンをホットチョコレートソースにつけていただきます>・・・・・・こんな調子なのだ。あとでよく見たらそれは最初の甘いもの中心の[MOM CAN’T MAKE THIS](ママにはこれは作れない?)というコーナー。
出発前に神谷さんとの練習を一柳さんに聴いていただいた時、アメリカ通のお二人から「パンケーキとワッフルとチーズケーキがおいしい」と教えていただいたのが頭にこびりついていた。「ダイエットしてるのに、聞いただけでも太りそう」と思ったけれど、出発前は半端でなく難しい3曲の練習と、さすがの私も多少のプレッシャーで体重も落ちていた。
「もう少し栄養のあるものを食べたいけど、これがこちらの流儀なのだ」と一人合点して、<パンケーキにピーチとクルミがのったもの>を食べることにした。一度そう決めてしまうとまったく修正がきかないというところが、私の何とかしなければならない点だ。(何とかしなければならないことは他にもたくさんありますが)
1階のレストランに行くともうアンサンブル・オリジンの名手の面々がいらして、私も加えていただいた。迷わず<ピーチとクルミ>を頼んだ。一品頼むと大きなコップにおいしいオレンジジュースかグレープフルーツジュースを、どんどんついでくださる。コーヒーか紅茶は大きなポットで。それ以外に小さなカットグラスのようなコップに、特別サービスのとろりとしたバナナ味中心のミックスジュースが1杯付く。その小さなコップが部屋の歯磨き用のコップと同じなのがおかしい。
私が頼んだ<パンケーキにピーチとクルミがのったもの>が目の前に来たときは、「この先私はどうなるのか」と一瞬思った。あまりの量にたじろいでしまい、何故か演奏まで心配になるような気分だった。改めて周りを見ると、それなりに朝食らしいものを皆さん召し上がっている。そこで初めて私がメニューの最初のところしか見ていなかったことが分かった。でも食べてみると、とろとろに煮たピーチと香ばしいクルミがとても魅力的。とにかくくだものがほんとうにおいしい。あれがあの半分の量であれば安心して楽しめたのに、“食べ物は出来る限り残さない”主義の私は最初から、プレッシャーを感じてしまった。結局パンケーキは三分の一は残した。
翌日は何とか朝食らしいものをと心して検討し、<チーズ、ハム、卵、トマトサルサのそば粉クレープ>。3日目は<クラブケーキ(蟹のハンバーグ)、サラダ添え>。この日がコンサート初日で、レセプションからホテルに戻ったのが11時過ぎとなり、4日目の朝食はパス。5日目は<スモークサーモンとスクランブルエッグ>。すべて素晴らしい料理。あのスクランブルエッグはどう見ても卵5個は使ってあると思う。卵料理を頼むと必ずトーストが何種類ものジャムとバター、蜂蜜と一緒に付いてきて、それが素晴らしくおいしいけれど、とても全部食べられる量ではない。

そして最後の朝、何故か振り出しに戻って最後に思いっきり甘いものを食べようと思った。

この文をなぜ書いているかというと、あの最後に食べたCrispy Belgian Waffle=<ベルギー風ワッフル、上にフルーツと生クリーム>の感動!を書いておきゃなきゃと思うからです。

書いてある通り、山のようなワッフルの上に、真っ白にあわ立てた生クリームがワッフルが見えないぐらいかけてあり、その上に真っ赤なイチゴと紫色のブルーベリーとラズベリーがこれもたっぷり、そこにミントの葉っぱが散らしてある。そしてかわいらしいメープルシロップのびんが2本。日本人の感覚では、45人で切り分けていただくケーキの分量だ。でも初日の<ピーチとクルミ>の時のようなプレッシャーは不思議と無い。
メープルシロップをたらすとワッフルがそれを吸ってトローッとしてくる。ワッフルと生クリームのとろけるような甘さの中で、新鮮なイチゴやブルーベリーがプチップチッとはじけて、さわやかな酸味が広がる。その“甘さ”の頂点と“酸味”の頂点が私を中心に、絶妙な距離でもって二等辺三角形を造ってくれているような気がしてくる。どうみても一人で食べられる量ではない(少なくとも飽きずに食べられる量ではない)のに、甘さと酸味のバランスの良さが、その三角形のコースを疲れもせずに何回でも走れるように感じさせ、まったく新鮮さを失わずに味わえる。どこまで行っても軽やかで、食べるものを飽きさせない不思議な魅力・・・。演奏もこうでなくっちゃっと、頭をよぎる。
気がついたら完食!ナイフとフォークを置いたときは、満足感でいっぱいだった。
ダイエットはどこへやら。あの大仕事をしながら、2キロ太って帰ってきた。2キロですんでよかったのかもしれない。
未だにあの生クリームの白さとイチゴの赤が目に浮かぶ。


というわけで、これからニューヨークへいらっしゃる方は是非、ル・パーカーメルディアンホテルのレストランで、ベルギー風ワッフルを味わってみてはいかがでしょうか。ここはニューヨークでも人気のスポットだそうです。

カテゴリー : 志村泉のダイアリー @ 1:11:10

2008/5/24 土曜日

ニューヨーク公演余話 その2

投稿者 : 志村泉

 「パガニーニ・パーソナル」の共演者、マリンバの神谷百子さんはお仕事の都合でコンサート初日の前日のお昼にニューヨーク入りされたので、それまでの私は一人で行動することが多かった。(他の人たちは皆アンサンブルのリハーサルが続いた)
前日の午前中、ニューヨーク近代美術館(MOMA美術館)がホテルから近いと聞いたので行ってみることにした。そこだけは是非見たいと思っていたので、ほんとうにラッキーだった。思い立ったら飛び出して、MOMAに着いたのが950分。10時には開くのかと思ったら1030分開場。困ったなと思ったけど横を見たら、1階の大きな美術館のショップはもう開いていた。「これはちょうどいい、先にお土産を探せる」と思い中に入った。
バッ グとか財布とか文房具とか子どものおもちゃなど、小物が多いのだけれどその一つ一つがすごく個性的でデザインが面白く、一瞬のうちに夢中になってしまっ た。アイディアがとにかく面白いのだ。そしてそこにいる色々な国からの観光客たちが皆、私と同じように夢中になって、次から次へと手にとっては驚いたり 笑ったり、そして隣で見ている外国人同士がまるで友達のように「面白いわね、これ」という感じで言葉を交わし、とにかく夢中になっている。その雰囲気が何 より面白かった。
これはしっかり考えていかないと、際限なく欲しいものが増えてしまうと警戒しながらも、何回も全体を見て回った。絵葉書も良かった。自分ではかなり絞ったつもりでレジの前に立ったのは、もう1時 間近く経ってからだったと思う。ショップの女性がレジを打っている間に、お金のことが急に心配になった。「もし足りなかったらどうしよう」とあわてている 間に合計金額が出た。持っていた紙幣を全部だし、それまでに山のようにたまっていたコインを手に乗せて出したら、一生懸命数えてくれて、コインが2個だけの手の上に残った。「ああ、良かった」と胸をなでおろして、MOMAの素敵な袋に入れてくれたのを持って、「さあ、もう美術館も開いている」とチケット売り場に向かって、コイン2個しか持っていないことに気がついた。
結局この日美術館は見られず、そのままホテルに戻るしかなかった。
コンサート後のたった1日のフリーの日、今度こそ見に行ったMOMA美術館はほんとうに素晴らしかった。内容はもちろん、その展示の仕方がほんとうに楽しませてくれる。しっかり見るにはあまりに時間が足りなかったし、もう一度来たいと心から思ったけれど、満足した。


カテゴリー : 志村泉のダイアリー @ 2:15:59

2008/5/22 木曜日

ニューヨーク公演余話 その1

投稿者 : 志村泉

 海外公演のとき、一番苦労するのは練習場の問題。コンサートそのものの会場がどのようなところであるかは、問題と言うより、もうそこでそのピアノで弾くしかない。とにかく自分の楽器を持っていくことができないのだから、良くても悪くてもその楽器に出会うことを楽しみ(?)にするしかない。それなりに覚悟は決まるものなのだけれども、練習をどうするかは、とても気になるところだ。もちろん最悪の場合はコンサート前の会場でのリハーサルだけ、ということも覚悟しなければならない。何とか練習場所を確保すると、その練習の光景がとても思い出深いものになることが多い。今回もそうだった。
私は最初ニューヨークなどというところでは、ピカピカの練習室がいくらでも借りられるのだろうと思っていた。でもプロデューサーの方のお話では、どうもそうではないらしかったのだが、幸運にも到着した日の夕方から、私のために2時間ずつスタジオを確保していただくことができ、それはありがたいことだった。
ホテルから歩いて5・6分のところ、古いビルの中の一つの階が大小のスタジオになっているところがあり、その一つを使わせていただけた。天井も高く、古くてもなんとなく雰囲気のある部屋で、ニューヨークでロングランされてきた「ミス・サイゴン」など、有名なミュージカルの素敵なポスターがいくつも壁にかけられ、それがけっこう楽しめた。それはいいのだけれど、肝心のピアノは中型のスタインウェイ、これがもう半端ではない古さで、もうどんなピアノを見たって驚かないと思っていた私も「これはかなりだ!」と思い、最初からまともな練習をする気にはなれなかった。鍵盤に指を当てるだけでもいいのだ。
一応鳴らない音などはなかったけれど、蓋など木の部分があれほどささくれ立ってしまっているのは見たことがない。弾いてみるとなんだかへんなので、いったいどうしたのかと思ってよく見ると、鍵盤の象牙の表面の下の木がすっかり減って小さくなってしまっていて、その隙間に指が落っこちてしまうような気がする。音そのものはそれなりに何か温かさがあって、決していやな音ではない。けれどもまともに「タイム・シークエンス」を弾こうとしたりしたら、こちらの腕が壊れるに違いないと思わざるを得ない。それでもゆっくり遅いテンポで部分的に弾いてみた。あの練習は間違いなく私にとっては有効だった。気分がとてもほぐれたし、楽しかった。
窓も開けっ放しなので、隣からはソプラノの発声練習がずっと聴こえていた。廊下を隔てた大きなスタジオでは、ドアも開けっ放しにして社交ダンスのレッスンをしていた。それが先生はもちろん、皆カッコ良くてしばらく見とれた。
2日目は何かのオーディションがあるとかで、10代の若者たちが廊下まで埋め尽くして床に座り込み、お互いしゃべりながら順番を待つ光景が、ニューヨークのティーンエイジャーのファッションも楽しめて面白かった。
前日とは別の部屋を借りたのだが、そこのピアノはほんとうに最高(!)だった。同じスタインウエイの同じぐらい古いもので、蓋を開けたら、あのSTEINWEYの金色の文字がまったく消えてしまっていて、なんと黄色いペンキで書いてある。しかもIが抜けてSTENWAYと、ミミズが散らばっているような字で書いてあるのだ。あまりのおかしさに、しばらく弾くのも忘れてしまった。
あれを写真に撮ってこなかったのは、今回の最大の失敗だった。ケータイをやっと持つようになった私は、ケータイで写真が取れることをまったく忘れていた。
とにかくあのスタジオでの2日間の練習(?)は、カーネギー・ザンケルホールでのコンサートとはまったく別の、得がたい思い出となっている。

カテゴリー : 志村泉のダイアリー @ 13:57:09
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